写経の進め方



さっそく写経を始めましょう。

当サイトでは、ボールペンや筆ペンで気軽に始める方法を紹介します。

まず用意するものは筆記用具。
ボールペンは身近な筆記用具ですから、準備に時間もかからずすぐに始められます。筆ペンを使えば、墨やすずりもいらず、手軽に毛筆の味わいを出すことができます。鉛筆で書く場合は、4Bなど芯の柔らかいものを選びましょう。

次に用意するものはお手本と用紙。
当サイトでは、写経で一般的な「般若心経」の練習用プリントが印刷できます。ボールペン用筆ペン用があります。お手本を見ながら書写する方法と、なぞり書きする方法があります。最初は、なぞり書きから始めることをおすすめします。

文字を書くときは姿勢に気をつけましょう。前かがみになりすぎないように注意してください。背筋を伸ばしたまま、上体をゆっくり傾けます。目と紙の間が30センチくらい離れているのが理想です。一文字一文字、般若心経の意味を考えながら書きます。肩や腕、指先に余計な力が入らないよう、リラックスした気持ちで書いていきましょう。

写経の書式について

「内題」(ないだい)
お経のタイトルです。「佛説摩訶般若波羅蜜多心経」と書きます。「佛説」は省略する場合もあります。

「本文」(ほんもん)
「観自在菩薩」から本文を書いていきます。

「奥題」(おくだい)
お経のタイトルを省略された形で「般若心経」と書きます。

「願文」(がんもん)
特別なお祈りを込めて書くときは「為」あるいは「右為」と書いて、お祈りの内容を書きます。「家内安全」「学業向上」「心願成就」「心身健全」「無病息災」「厄災消除」「家業繁栄」など。

「氏名・日付」
氏名と写経した年月日を書きます。氏名の上に「写経願主」と入れて書きます。

写経を終えたら

書き上がった写経用紙はどうすればいいでしょうか。
自分の手元に置いておくのもよいでしょう。毎日を「般若心経」の心で暮らせるよう、ふだんから目につくところにかかげてみるのもよいかもしれません。

また、お経をお寺に納めることを納経といいます。心願成就などお祈りしてお寺に納めます。納経を受け付けてくださるお寺はたくさんありますので、昔から付き合いのあるお寺や近所のお寺に問い合わせてみましょう。


photo credit: chrischiyu via photopin cc

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